ビブリア古書堂の事件手帖の感想/考察/ネタバレ

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漫画レビュー数 3,135件

ビブリア古書堂の事件手帖

4.254.25
画力
4.38
ストーリー
4.25
キャラクター
4.13
設定
3.88
演出
4.00
感想数
4
読んだ人
4

ビブリア古書堂の事件手帖の感想一覧

漫画「ビブリア古書堂の事件手帖」についての感想が4件掲載中です。実際に漫画を読んだレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。

本を手にするってことは価値あることだなーと思える

イラストが加わることで厚みを増した世界に絵がね、いかにも小説から漫画になった、という雰囲気だ。なんで小説から漫画になる作品って、絵が似ているんだろうね。栞子さんはかわいいし、ビブリア古書堂の雰囲気も好きなんだが、ファンタジーではない場合、躍動感があんまりない。でもその絵がそれっぽさに繋がっているし、ストーリーの面ではおもしろいので、小説の内容により厚みが加わった印象になる。「ビブリア古書堂の事件手帖」は、そりゃーもう人気の小説だった。古書堂で店主を務める篠川栞子、そして近くに住む五浦大輔といういかつい男を主人公に、古書にまつわる事実を紐解いていく。さすがにセリフだらけ。でもそれを読まなきゃ始まらないのが事件の真相。推理系の「名探偵コナン」くらいが読めるなら、同じように読み込んでいけるだろう。栞子はとにかく古書に対する知識がハンパなく、その内容の理解度、歴史的背景や発売された当時の状況理...この感想を読む

4.54.5
  • kiokutokiokuto
  • 175view
  • 3003文字

古書をめぐる人々の人生を紐解く穏やかな推理戦

小説の世界観そのままにあまりにも人気だった小説のコミックです。ビブリア古書堂で店主を務める篠川栞子と、近くに住むプー太郎の五浦大輔を軸として、古書を巡って静かに巻き起こる事件を解決させていく物語になっています。小説の感じをそのまま残して絵をつけた感じなので、言葉がめっちゃ多いです。そのため、言葉を読んで理解して推理していくのを追いかけていくだけでけっこう疲れる作品のようにも思います。だけど、説明・推理モノが好きな人なら、それほど苦なく読み進めることができるでしょうね。実際に鎌倉に存在する本屋さんを舞台としているだけあって、妙にリアルな雰囲気と優しい空気が流れていきます。推理系なので、基本的に動きは少なく、栞子のたぐいまれなる古書の知識を武器に、大輔やそのほか悩めるお客さんとの対話の中で、事件の真相を紐解いていく。そんな物語になっています。ビブリア古書堂に持ち込まれる古書は、年月が経過し...この感想を読む

4.54.5
  • betrayerbetrayer
  • 68view
  • 3001文字

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