水平線のシャチのあらすじ・作品解説
水平線のシャチは、２００７年に集英社の月刊少年ジャンプに掲載された、東本一樹の作品である。 連載が始まる前から月刊少年ジャンプの雑誌の休刊が決まっており、雑誌ではわずかに４話の作品で、コミックスとしては１話完結のストーリーになっている。 主人公はポリポット島という南の海に浮かぶ孤島に住む、シャチ・トライバルという少年。シャチの夢は人魚を探すことである。得意の泳ぎを生かして、島の近海で人魚を探す日々を送っていた。 ある日、シャチの住むポリポット島に密漁団であるブラックパールが乗り込み、シャチの幼馴染であるララを連れ去ってしまう。助けに向かうシャチだが、祖父のチャカはブラックパールに撃たれ重症を負い、シャチも体に必要不可欠である水が足りずに倒されてしまう。祖父のチャカが自分の命と引き換えにシャチを助け、シャチは再び、ララの救出に向かう。この先どんな戦いや冒険が待っているのかという海洋アドベンチャー作品である。
