ちゃりこちんぷいのあらすじ・作品解説
ちゃりこちんぷいは、原作を小池倫太郎、漫画を玉置勉強（たまおき べんきょう）の漫画作品で、スーパージャンプにて2011年11号から同年21・22合併号まで連載し、その後ジャンプPREMIUMに移籍（原作を坂井音太）し連載、単行本として2巻を刊行している。 今作品は、高校を舞台にブルースを通じて成長していく男女4人を中心とした物語である。 学校の第二音楽教室にいる3人の女子高生は自由に楽しみながらブルースを奏でている。一方、所属するフォーク・ロック部に向かう1年生の黒田千代治（チョコ）の足は重い、文化祭に向けての演目の内容で先輩たちと意見の相違があることや、ガツンとした音楽をやりたいというのが理由だが、先輩にバッキングの練習を促され、校内をうろついていると、ギターを弾く音が聞こえてきた。 何だかわからないが黒田に鳥肌が立ってくる。ギターの音がする方へ導かれるように歩いて行くと第二音楽教室の前に来た。ドアを少し開いて中を覗くと、楽しそうにギターを弾き歌っている3人の女子高生たちがいて、これがガツンとした音楽だと直感する黒田はその足でフォーク・ロック部へ向かいをやめることを告げるのだった。
