悪夢のエレベーターの評価
悪夢のエレベーターについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
悪夢のエレベーターの感想
上質な悪夢的演劇
木下半太氏の悪夢シリーズで初めて手に取ったのがこの悪夢のエレベーターでした。当時はミステリにのめりこんでいてその中で見つけたのですが、これは面白かった!ただ文学ではないです笑 でもそれを求めないのならばこの本は私にとても楽しい時間を提供してくれました。設定はというとエレベーター内でのワンシーンミステリ…コメディ?、何か絶対ある!と身構えていても三回…いや、四回はしてやられましたね笑キャラクターはすさまじく個性的でそれだけでまったく飽きがこないで次が次がときになってしまいました。登場人物たちのそれぞれの視点で事件が語られ真相がほぐれていき最後はああ面白かった。と言えるような作品。