NEEDLESSのあらすじ・作品解説
NEEDLESSは、原作・今井神のコメディ漫画で、2003年から2013年にかけてウルトラジャンプにて連載され、単行本としては全16巻が刊行されている。アニメ化もされており、2009年にはTBS系列、TOKYO MXほかにて全12話が放映された。原作・アニメともにパンチラカットが多く取り入れられているが、アニメ版ではグロテスクなシーンは緩和されている。 舞台は第三次世界大戦を終えた2130年の東京。ブラックスポットという汚染区域に集まる不思議な者達の超能力バトルを描いている。 作者によると本作は、中学・高校生時代にはストーリー構成を完成させており、キリスト教系の中学校に通っていて聖書を読んだことがきっかけで描き始めた。ストーリーの多くを授業中に制作していたことから、授業で出できた単語が盛り込まれていることが多いという。商業誌で連載する前に既に完成していたため伏線が多く張られているが、改修に数年を要したものもある。
NEEDLESSの評価
NEEDLESSの感想
超絶神父、ブレイド登場!!
アニメにもなった「ニードレス」の第1巻は、最初の緑髪の少年「クルス」を助ける謎の神父「ブレイド」が、ムチャな方法で「テスタメント」を腕ごと破壊した場面は度肝を抜かれた。が、そのあとのブレイドを慕う美少女「イヴ」が「クルス」をバイクでぶっ飛ばすシーンは笑えた。しかし、ブレイド達の前に初めて現れた「ニードレス」の「カフカ」にはその能力の凄さには驚愕した。すべてを切断し、絶対に切れることのない斬糸「カンダタストリング」には驚かされたが、まともに喰らったはずの「クルス」がぴんぴんと生きているあたり、威力に疑問に抱く。次に放った無数の斬糸「テンペストスレッド」は格好良かったが、相性がいい「ブレイド」が「ZERO(相手の能力を覚える能力)」で返り討ちにした場面はさらに格好良かった。