やじろべえのあらすじ/作品解説

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やじろべえ

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やじろべえのあらすじ・作品解説

やじろべえは、山川あいじの漫画作品である。別冊マーガレットにて2010年12月号から連載を開始、2011年10月号で終了、単行本として全2巻を刊行している。 今作品は、5歳の母に先立たれた市川葉瑠と義理父である市川誠司のほっこり同居物語である。 市川家の祖父がなくなった時、家族が実家に戻って生活すればと提案すると、祖母は子連れの女郎なんかと一緒になるからとぼやく。通夜に参加していた15歳の葉瑠は、めろーって何?と誠司にたずねるが誤魔化されてしまう。誠司は市川家の一人息子で、葉瑠は亡くなった前妻の連れ子、そりゃしんぱいするわと納得しつつもムカッとくる葉瑠であった。 二人が生活しているのは古いアパートで、入居しているのは誠司と葉瑠だけ。そんなとき大家からアパートの取り壊しの話が伝えられ、3ヶ月以内の転居を求められてしまう。葉瑠はまだ住めるから抗議してやろうと誠司を煽るのだが、物件が見つかりしだい引っ越せばいいとのんきな返事が返ってくる。祖父の死や二人の住んでいるアパートの取り壊しをきっかけに、母のことを強く感じ思い始めた葉瑠と、葉瑠に妻の面影を見る、父娘の心温まる生活とは。

やじろべえの評価

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