悲しみよ こんにちはの評価/評判

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小説レビュー数 3,368件

悲しみよ こんにちは

5.005.00
文章力
5.00
ストーリー
4.00
キャラクター
3.50
設定
4.50
演出
5.00
感想数
1
読んだ人
2

悲しみよ こんにちはの評価

悲しみよ こんにちはについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。

総合評価
5.005.00
(1件)
文章力
5.005.00
ストーリー
4.004.00
キャラクター
3.503.50
設定
4.504.50
演出
5.005.00

各項目の評価分布

総合評価

5.005.00
5.0
1
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

文章力

5.005.00
5.0
1
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

ストーリー

4.004.00
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

キャラクター

3.503.50
5.0
0
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
1
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

設定

4.504.50
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

演出

5.005.00
5.0
1
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

悲しみよ こんにちはの感想

時代を超えた“悲しみ”という名の孤独(本作にぴったりの一曲を添えてみた)

18歳という若さで、18歳という若さだからこその完成度私雨。わたくしあめ―地形の関係で、局所的に降る雨のこと、自分の周りにだけ降る雨のことをそう呼ぶ。またの名を、我が儘雨とも。緑多き日本ならではの、美しい日本語、私雨。私自身もそうだったけれど、とりわけ10代後半、自分を軸として回って当然だと疑いもしなかったころ、目のまえで起こることがすべてだった。ニューヨーク同時多発テロで、航空機がビルに突っ込んだって(超個人的、筆者19歳時の出来事)、私の悲しみは目下、祖父の発病と、ドラマのエンディングに終始。それがすべてだった。本書、『悲しみよ こんにちは』もそう。主人公セシルは、父親の再婚話に反応し、再婚相手をある企てにおとしいれる。恋愛あり、セックスあり、涙さえあっても、17歳のセシルにとってはそれがすべて。若さゆえの葛藤や倦怠、やがて向き合うこととなる“悲しみ”。そういうのを青春だと、ひと括りに言ってし...この感想を読む

5.05.0
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