ソウルメッセンジャーのあらすじ・作品解説
ソウルメッセンジャーは、原作を藤沢とおる、漫画をきたがわ翔が担当した漫画作品である。スーパージャンプ誌上にて2011年No.8より連載を開始、単行本として全2巻を刊行している。 今作品は、死者の声が聞こえる主人公・岬と不良刑事・西嶋が事件の謎を解くサスペンスドラマである。 3流週刊誌ワールドの編集部に勤務する新米編集員の岬ケイは、時々、人には見えないものが見え、唇の動きで何を話しているかが分かる、そんな能力の持ち主だった。今の職場に就職したのも死者の声を形にするためだったが、現実は編集部の便利屋扱い。 そんな時、OLの自殺現場の取材が舞い込み、岬は大声で志願するが、編集長に探偵ごっこは1流雑誌や新聞ににまかせ警察発表どおりにかけと釘を差され、タバコ買ってこいと命令される。真相を救命してやろうと決意する岬は現場に向かい「弁当、痣、猫、それに・・・」という死者の声を聞き、現場の刑事に訴えるのだが、刑事の西嶋は信じようとしない。それどころか、岬の指摘が事実とわかると手錠をして署に連行しようとする有り様だったが、黒髪でロングの遥という女性が連続殺人事件だと言ってる、と伝えると西嶋の顔色が変わった。
