GRAND SLAMのあらすじ・作品解説
GRANDSLAM(グランド スラム)は、河野慶(かわの けい)の漫画作品で、週刊ヤングジャンプにて2011年18・19合併号から2014年17号まで連載、となりのヤングジャンプに移籍後2014年4月17日から連載を再開、単行本として全13巻を刊行している。 今作品は、高校野球を舞台に、拳法歴10年の内気で野球素人の世界一心(せかい いっしん)が甲子園を目指し、成長していく姿を描いている。 神奈川県立美咲高等学校に入学した世界一心は、自己紹介で赤面しどもってしまうほど内気だが、野球に対するあこがれは人一倍もっている。 ある放課後、シニアリーグで活躍した1年生の蔵座直哉(そうざ なおや)がすでに練習をしており、一心を含む入部する10人を前に甲子園に行くと宣言した。その後、唯一の素人である一心にキャッチボールを教えてやると誘いだし、素人に教える時間はない、足手まといであるとして入部を辞退するように告げる。一心は蔵座の態度や拳法10年の経験を「お遊び」と言われたことに反発し、それでも入部すると言う。一心の宣言に対して蔵座は入部試験を受け合格すれば認めると提案するのだった。一心は野球部に入部できるのか!?