胸の振子の評価
胸の振子についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
胸の振子の感想
過酷な運命
今回の刺客は子供の頃から知っているおばさんの浜路。浜路と雅江(織江の亡き母)とはかつてライバルであり、浜路は男を惹きつけ、腕もたつ雅江に嫉妬していたという過去を持っています。そんな浜路が居酒屋を開き、ひょんなことから彦馬もそこへ通うようになります。そこへ彦馬を殺すようにとの命令が川村からくだされます。川村の織江への想いは暗鬱として執念深く、また強いものになって行くばかりのようです。彦馬を守らなくてはいけない織江。浜路得意技を思い出せないまま、戦いの時がふいに訪れます。浜路の得意技を浴びる織江。大ピンチですが、そこへ思いがけない助っ人が現れます。