ナース・ステーションのあらすじ・作品解説
ナース・ステーションは、島津郷子の原作した漫画作品である。女性向け漫画雑誌のYOUにて1991年から連載を開始、2001年終了、単行本として全20巻を刊行している。原作者の作品には同誌で2001年から翌年にかけて連載した続編「新ナース・ステーション」があるが、自身の闘病で中断、その後2010年から翌年にかけて完結編を連載した。 今作品は、東京にある架空の病院・西里大学病院を舞台に看護師たちの医療活動や恋愛模様などを描いている。 帰宅した中村圭子のもとにある人から手紙が届いていた。それは、かつて病院に入院していた患者の娘・小池美春からの結婚報告で、ナースステーションは結婚話で盛り上がる。 そんな中、新しく入院してきた秋永乃里子が挨拶に訪れ、中村は病室に案内し検査のためパジャマに着替えるように伝える。初めての入院なのか、秋永は看護スタッフたちの働きを関心ありげに観察している。そして予定されていた検査終了後、秋永の母は検査結果の報告を受け、医師と中村に娘を助けてほしいと懇願するのだが、その理由とは。