伯爵と妖精のあらすじ・作品解説
伯爵と妖精は香魚子(原作:谷瑞恵)による少女漫画作品。「ザ マーガレット」(集英社)で2008年から2010年に連載され、単行本はマーガレットコミックスより全4巻が刊行されている。 本作は集英社コバルト文庫で2004年から2013年にかけて発表された谷瑞恵の「伯爵と妖精」シリーズのコミカライズ作品である。 妖精と話ができる少女・リディアと、妖精国伯爵の地位を狙う謎の青年・エドガーがストーリーのメインキャスト。19世紀・ヴィクトリア朝時代のイギリスを舞台に妖精や闇の組織にまつわる騒動に振り回されながらリディアとエドガーが次第に恋に落ち、愛を育んでいく様子が描かれている。 ファンタジックな世界観やキャラクターの人間的魅力が人気となり、女性を中心に多くのファンを獲得した人気作で、コミカライズのほかにもアニメ版やドラマCD、プレイステーション2のゲームも発売されるなど、各方面とのメディアミックスも盛んである。