はいからさんが通るのあらすじ/作品解説

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漫画レビュー数 3,135件

はいからさんが通る

4.004.00
画力
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ストーリー
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キャラクター
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演出
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はいからさんが通るのあらすじ・作品解説

はいからさんが通るは大正時代を舞台にした大和和紀の少女漫画で、1975年から週刊少女フレンドにて連載された。単行本は全8巻刊行され、後に文庫化もされている。 主人公の花村紅緒はいつも周囲を驚かすようなとてもおてんばな女の子である。ある時許嫁として陸軍歩兵少尉、伊集院忍を紹介されるも根っからの利かん坊な紅緒はあの手この手で反抗し続けるのだが次第に2人は魅かれ合いいつしか愛し合う事となる。 しかし幸せな時もつかの間、忍はシベリアへの戦地行きを命じられてしまい、そのシベリアで部下を救うため大怪我をし記憶を失い行方不明となる。 忍の戦死の知らせを受け取るも紅緒はけなげにいつまでも待ち続ける事を決意するのであった。 1977年第1回講談社漫画賞少女部門を受賞しており、1978年にはテレビアニメ化された。また1985年にはスペシャルドラマ化もされており、1987年には南野陽子主演で実写映画化されている。

はいからさんが通るの評価

総合評価
4.004.00
(1件)
画力
4.504.50
ストーリー
3.503.50
キャラクター
4.504.50
設定
3.003.00
演出
3.503.50

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はいからさんが通るの感想

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元祖逆ハーレム!

前半はコメディ寄りのラブストーリー、後半にいくにつれてどんどんシリアスになっていく、連載マンガでありがちな流れではあるけれど、最後までやっぱり面白い!1回読めば脇役ですら頭に残るキャラクターの強烈な個性もすごい。何よりやっぱ、元祖逆ハーレムというべき主人公の紅緒に集まる美メンズ!!あなたはどれがお好み??と言われれば、やっぱり私は少尉!!!どこまでも優しいから結婚してからも好き勝手できそうだし〜お金持ちだから何気に玉の輿だし〜なんて妄想膨らみます。笑大正時代って良い時代だなぁ〜と純粋に思う。和と洋が入り混じった文化が、自分が体験してない時代でも懐かしさを覚えるというか…。はいからさん読んでると、急にラムネやあんぱんとか、駄菓子を食べたくなっちゃうんだなぁ〜。そんなはいからさん登場人物はまぁ酒飲みばっかり。少女マンガなのに飲酒のシーンやたら多くない!?と思うほど飲んでは酔って暴れることも多...この感想を読む

4.04.0
  • mamalilymamalily
  • 174view
  • 777文字

はいからさんが通るの登場キャラクター

伊集院忍

よみがな:いじゅういん しのぶ 性別:男性 国籍:日本 住まい:西洋建築のお屋敷で広大な庭が広がる 所属:陸軍歩兵少尉 性格:皮肉屋 特徴:普段は朗らかで優男と見られがち 癖:笑い上戸 出生:伊集院伯爵の息子とドイツ人女性の間に生まれたハーフであり、祖父母に育てられた。 愛犬:天丸&地丸

花村紅緒

よみがな:はなむら べにお 年齢(作品時):17歳→22歳 性別:女性 国籍:日本 住まい:元は武家屋敷で平屋建ての日本家屋 性格:持ち前の度胸とマイペースな性格 特徴:跳ねっ返りのじゃじゃ馬娘で生まれついての騒動屋 特技:剣道 好きな食べ物:つくね 許婚:伊集院忍(いじゅういん しのぶ)

青江冬星

よみがな:あおえとうせい

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はいからさんが通るの名言

愛も人生もそれににて……こわれてはつくりあげ 来たっては去りゆくもの……

青江冬星

東京大空襲の直後一面の焼け野原の中、愛する女性を探し助けるが、彼女は別の男性を選ぶ。 破壊した景色と自分の心情を重ね、彼が思った言葉。

私たちが殿方に選ばれるのではなく、私たちが殿方を選ぶのです」

北小路環

明治時代という閉鎖的な世の中で女学校の親友環が主人公の紅緒に雑談中、凛々しく言い放ったカッコイイ台詞。

幸せになれ。もう二度と伊集院を離すんじゃないぞ。

青江冬星

青江は紅緒を心から愛し彼女を支えていて、彼女も彼に少し安らぎを感じていたが、関東大震災の時に伊集院が彼女を守り、その様子を見て愛し合う二人に入る隙はないと青江がかけた言葉。彼女を愛するからこその言葉です。

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