猛き黄金の国 柳生宗矩のあらすじ・作品解説
猛き黄金の国柳生宗矩（たけき おうごんのくに やぎゅうむねのり）は、本宮ひろ志の漫画作品で、ビジネスジャンプ誌上にて2010年9号から連載を開始、2011年9号で終了、単行本として全3巻を刊行している。 今作品は、徳川家光の剣術指南役であった柳生宗矩の人生を描いている。 自身を若造と称する若い武芸者が、火縄銃で狙いを「若造」に定める男と対峙している。事の成り行きは、鉄砲を持っている男が、刀など役に立たないと挑発したのが原因である。男が引き金を引くと同時に、若い武芸者は速攻で接近し男の懐に入ったが、切り捨てずに捨て置き、作像という人物と共に去って行く。 若い武芸者の名は柳生又右衛門、のちの柳生宗矩である。13の時に家出をして10年後、柳生の郷里に戻ってきたが以来、1ヶ月もの間、岩の上に座っている。又右衛門は幼い時から学んできた剣術に悩んでおり、鉄砲使いに勝利したとはいえ、もう一人鉄砲使いがいれば殺されていたと冷静に認識している。そんな又右衛門のもとに徳川家康の使者・黒田長政が訪れことになる。その目的とは！？
