グレイト爆走野郎AGAINのあらすじ・作品解説
グレイト爆走野郎AGAINは、少年漫画雑誌月刊少年ジャンプにて1998年から連載されていた三原雄介原作の少年・不良漫画。1999年から2001年にコミックス全7巻が刊行されている。 暴力沙汰による12回の転校、中学生で暴走族の総長となり、関東を制覇等、数々の伝説をもつ主人公布袋ヒロトの物語。圧倒的な強さをもつヒロトが、自分の欲望を埋めるための理不尽な暴力を決して振るわず、絶対的な正義感をもって弱きを助け強きを挫こうとするパッションとアグレッシブに溢れる姿が中高生を中心とする男性に高く支持されている。仁義があり、筋の通ったヒロトの男らしさは、男が惚れる男像であり、特に作中の仲間との強固な絆を描いたシーンは多くの感動をよんでいる。必殺技ヤクザキックが炸裂するバトルのクライマックスは息を飲む躍動感があり、不良少年のみならず多くの少年のハートを掴んでいる。また、本作は、三原作品の中で人気が非常に高い代表作となっている。