大切なのはいつわりのやさしさじゃない誠意をもつことなんだ
沢渡香澄
理解が深まる漫画レビューサイト
漫画レビュー数 3,136件
星の瞳のシルエット の名言集です。現在6件が登録されています。
沢渡香澄
香澄が、自らついた嘘を謝るために、親友の真理子の元へ向かう。その時の心の声。
久住智史
河原で香澄とツクシを摘みながら、5年前に亡くなった母親について語っている時のセリフ。
久住孝史
息子の智から、全自動洗濯機を買ってくれと言われた時のセリフ。
久住孝史
息子の智との会話で、恋愛で悩んでいる息子に対しての言葉。
泉沙樹
主人公の香澄と海に来た沙樹が、自己嫌悪で自分自身を責める香澄にいった言葉。
沢渡香澄
公園で、長年わだかまりがあった真理子と和解したあと。大切な人を傷つけてしまったという真理子の話を聞いての香澄の言葉。
表現が古風な昭和の少女漫画おそらく平成の若者がこの作品を読んだら、なんてくさいセリフの古臭い少女漫画なんだろうと思ってしまうだろう。主人公香澄の酔いしれたポエムのようなモノローグが、気恥ずかしくて、実際こんなこと考えている中学生はいないと思う人も多いと察する。しかし、この作品はヒットしていた昭和60年代では、それが当たり前の少女漫画の在り方だった。ただ、それが理解できているはずの当時雑誌「りぼん」で連載を読んでいた私ですら、今読み返すと照れくさい表現ばかりで、自分はこんなこと考える中学生じゃなかったと感じる。夢見る少女という意味では、この作品の表現はぴったりなので、当時の女の子にはどこかこういうロマンチックな一面に憧れたり、そういう感傷にひたることもあったのだと思う。そういう意味ではとても懐かしさを感じる少女漫画である。時代や風俗にも、当時ならではを強く感じる作品当時池野恋氏の「ときめき...この感想を読む