草迷宮・草空間のあらすじ/作品解説

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草迷宮・草空間

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草迷宮・草空間のあらすじ・作品解説

草迷宮・草空間(そうめいきゅうそうくうかん)は内田善美が最後に発表した作品である。 草迷宮・めらんこりあはぶーけ1981年8月号草空間・めらんこりかるは(ぶーけせれくしょん・1984年1月20日号) 再販は作者の意思でされていない。現在入手困難の作品である。作品の風景は繊細なタッチで木々の合間からそそぐ木漏れ日の自然を描いた景色が読者を瞬時に漫画へといざなうと評されている。 主人公草(そう)は大学生。下宿で暮らしていた。夜遅くに着物を着た幼子に帰宅途中足を掴まれ…。あやふやな話しをする少女を仕方なく下宿へ連れ帰る事に…幼子?猫?人形?愛らしく主人公を翻弄し、淡く優しく夢の中へ読者を引き込む作品である。幻想的な夢の世界、純粋で甲斐甲斐しく世話をする主人公、絵の描写、とりまく環境と緩やかな時の流れ…暖かな世界にそっといざなう暖かい世界…そこの木々でも構わないから住まわせてほしいと願った読者。日本なのに宇宙に思える世界にひれ伏した作品である。

草迷宮・草空間の評価

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