進撃の巨人の感想一覧
漫画「進撃の巨人」についての感想が7件掲載中です。実際に漫画を読んだレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
何がここまで『進撃の巨人』ブームを作ったか
アニメ化を皮切りに、人気が加速した作品もはや『進撃の巨人』について説明はいらないだろう。今やその知名度は漫画ファンの垣根を超えて、世間一般にも認知されるまでに至った。壁の内側に住む人類、人を食う巨人、巨人への絶望的な戦いに挑む兵士たち…。悲壮感漂うこれらのワードを聞くだけで、『進撃の巨人』の面白さの一端が垣間見えるというものだ。別冊少年マガジンで連載していた『進撃の巨人』は、2013年4月のアニメ化をきっかけに、一気に知名度を挙げていった。だが、アニメ化したからといって、その作品が必ずしも面白いものとは限らない。昨今、キャラの認知度も高くないのにコンビニでくじ引き景品として取り上げられたり、有名なお菓子とタイアップするコンテンツが多い。ものによっては明らかに出版社のゴリ推しとわかったりして、ファン以外の客はかえって気持ちが引ける。明らかに客足も中途半端なコンテンツの商品がワゴンセールで半額で...この感想を読む
エレン巨人作戦
4巻ではエレンが巨大化するのがなんといっても見所だとわたしは思います。ウォール・ローゼの外壁に穴があいてしまったのですが、このまま穴あきっぱなしじゃぜったい危ないだろうということになったわけです。その穴を修復しようということになったのですが、その作戦として、巨人化したエレンが巨大な岩で穴を塞ごうということになったんです。エレンは巨大化してその作戦を実行するわけですが意識を失ってしまい暴走してしまいます。この暴走シーンがまた恐ろしいので是非よんでください。ミカサを攻撃しちゃったり大変なことがおきます。ストーリーが読めない展開がおもしろいです。
作戦と、訓練兵時代
4巻は作戦決行のその後と、104期の訓練兵時代の話です。エレンはアルミンのおかげで、我を取り戻し目的を果たそうとします。ミタビ班の活躍や、リコ班長のみんな死んだ甲斐があったな、という台詞が印象的でした!巨人化を解いたときに3人に襲いかかる巨人!絶体絶命!!!!!と、いうときに現れたヒーロー、リヴァイ兵長!!!!!!!かっこよかったです!さすが人類最強!訓練兵時代は104期が勢ぞろいであの画で全力で面白いことを言ったりたまにギャグがあったりするのも、進撃の魅力ですね〜サシャの立ち位置wまじで爆笑です 笑巨人に喰われる兵士達を見た104期は?エレンのこれからは?ってところで終わります。4巻も素晴らしかった!★5です。
人を食べる理由が分かる日が来るのでしょうか。
この4巻は大部分がエレンたちの訓練時代のお話でした。こうやって仲間になって言ったんだということも分かった。そのうえで、描かれる仲間の死。目をそむけたくなるようなその死体を見てしまった仲間の気持ちを思うと、私も悲しく辛くなってしまいました。それでも涙よりも先にこの姿を見たくないと思ってしまう。厳しい訓練をようやく終えたのに、その時の辛い思いを糧に生き抜くのではなく、まるで死ぬために辛い訓練をしていたような・・・。いたたまれません。それにしても、巨人はどうして人を食べるのでしょうね。生きるためではないというのがまた亡くなって言った人たちが浮かばれないような気がします。人間を食べてお腹がいっぱいになったら吐き出すなんて。なんのために人を食べるのだろう。
急展開&嵐の前の前?
待ちに待ってた11巻が発売!今回は正体を現した大型巨人と鎧の巨人、巨人化したエレンの闘いと、次の大き(くなりそう)な展開への布石がちりばめられた内容でした。ライナーとベルトルトが語る故郷、そこへエレンを連れて行く本当の目的。エレンと共にユミルまで連れて行こうとする理由はなんなのか。なんとなくですが、ユミルは巨人についての真相をちょっと知っているっぽいような描写がありました。そのことをユミルはエレンに語ろうとするのですが、、ライナーにユミル自身の残り少ない命とクリスタの安全どちらを取るのかと迫られ、ユミルはクリスタの安全を選んで口を閉ざします。ユミルはやっぱりクリスタのことを大事に思っているんですね。クリスタもユミルのことになると凛々しくなるなる(笑)。二人の強い絆を感じるエピソードでしたね。今回、巻末の次巻予告が面白かったです!必見!
進撃の巨人という本当の意味がわかった日
この巻は、進撃の巨人の中で一番泣けるし、カッコいいし、感動する巻かもしれません。 「みんな、死んだ甲斐があったな・・・」で、号泣しました。 よかったよかった。 私は、この回を読むまでは、タイトルの進撃の巨人というのは、敵の巨人がどんどん侵略してくる意味だと思っていたのですが、違ったようです。 本当のタイトルの意味を、雷に打たれたように、漫画をよんでいる最中に理解しちゃいました。 ただ、違う解釈をする方もいると思うので、ここでは敢えてその考えを載せませんが、自分の中では、ストンと落ちました。満足です! そして、忘れてはいけないのが、リヴァイ兵長の再登場です! まじで、一瞬で惚れました。 なんでそんなに強いの?なんでそんなにカッコいいの? そして、「自由の翼」のアップからの兵長の45度的後姿は、画的に神でした♪ 満足です!
設定がおもしろい
今アニメ化もされ、有名になっている進撃の巨人の第一巻です。巨人、という言葉通り人間よりただ大きく(7~15メートルほど?)理性が感じられない生物と戦うという話です。人類は大きな壁を築いてその中に住んでいるんですね。まず、思ったのが設定がもう既におもしろい。そして第一話からがんがん飛ばしてくる。読み始めたら本当にとまりません。しかしグロ苦手な人は注意してください。ショッキングな場面が多いですから。あっけなく命が散り過ぎです。そして巨人が強すぎです。人間を食べる、という設定が怖いですよね。僕らはいつも豚や牛を食べているわけですが・・・そんなどこかテーマ性も感じられる設定が面白かったです。一巻はとにかく物凄い印象でこの作品の方向性を示してくれました。