忍者ボーイとんとん飛丸のあらすじ・作品解説
忍者ボーイとんとん飛丸は、ひすゎし（田中久志）の原作した漫画作品である。1988年に休刊したフレッシュジャンプ誌上にて1987年1月から1989年1月の休刊号で終了、単行本として全7巻を刊行している。原作者は鳥山明のアシスタント経験があり、刑事のお父さんや大学生の姉と暮らす小学3年生のマボちゃんのやさしくも楽しい日常を描いた「マボちゃんDAY DAY DAY」などの作品がある。 今作品は、あるきっかけで都会生活をすることになった少年忍者・佐ノ藤飛丸と女子中学生・戸久川姫子のにぎやかな日常を描く。 姫子や友人たちは、渡久川中学で募集していたスキーツアーに参加し飛騨騨山に来ていた。ふもとの村人によると、この山には今も忍者が住んでいるというのだが、キャッキャと笑って信じない姫子たち。 ところがどっこい、この山には忍者の学校・御忍（おしのび）学園があった。今日は忍術テストの日、決められたコースを通り、より速くゴールしたものが勝つ。飛丸はスタートと同時に勢い良く飛び出しライバルのサイ蔵と張り合う。丁度その頃、スキーに夢中な姫子は危険な谷に近づき落下し遭難してしまうのだが、そこに飛丸とサイ蔵が現れる。
