SF、ラブストーリー、エンターテイメントがそろった作品
番宣に疑問2014年の夏映画として公開された本作。ジョニー・デップ主演というのに、夏休み前に公開が終わるという扱いを受けた映画です。個人的には、ストーリーはわかりやすく、でもテーマ性もあり、派手な銃火器アクションありの緩急がしっかりとした作品でした。なので、パイレーツ・シリーズまでとは言わないので、しっかり番宣をすればもう少し話題になったのではないかと思います。さらに、「もし、コンピュータに科学者の頭脳をインストールしたら―」というコピーと怖い顔をしたジョニー・デップのアップというポスターも、鑑賞後疑問を抱きました。というのも、近未来SFパニックアクション映画ではなかったからです。スーパーAIの発明と暴走と人間の戦いを縦軸とするなら、それらを開発して行動していく妻の動機が横軸です。横軸に注目すると、完全なラブストーリーでした。AIになってしまったウィルが生身の人間として話すのは冒頭だけなので、ほ...この感想を読む
3.03.0
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