もらとりあむタマ子の評価
もらとりあむタマ子についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
もらとりあむタマ子の感想
単純に物語を観よ
ただただ娘と父親の物語「もらとりあむタマ子」というタイトルからさぞエキサイティングな少女が現れて、おかしなことを起こしていくのかと考えたり、あのAKBの前田敦子主演映画ということからかなりのドラマがあるのかと大きな期待をして観ると、なーんだこの話、という具合につまらないなと思ってしまう。しかし、タイトルの概念も前田敦子というのも引っぺがして、ただ娘と父親との物語として観ると、タンタンと素朴だけれども1年間のこの親子の記録はどこかほっこりするものがある。すべて余計な情報を取っ払って観れば、冬に自販機で缶コーヒーを買って飲むぐらいの温かい気持ちになれる映画であった。1年間の記録の中で、二つほど気に入ったエピソードがある。まず、タマ子が就職活動を開始したと言い、それに喜んだ父親がいそいそと高い時計を買ってきてしまうが、本当はタマ子は芸能オーディションを受ける気だったために時計は重荷で、返してきて...この感想を読む