ミズシネマのあらすじ・作品解説
ミズシネマは、「月刊少年ジャンプ」にて休刊となる2007年7月号まで連載されていた、みずしな孝之によるエッセイ漫画作品である。 この作品は、公開中もしくは公開直前の映画作品を、みずしな孝之と漫画担当小出がゆるく斬っていく内容。2001年から2007年までで話題作となっていた映画の中でも、邦画よりもハリウッド系洋画を扱っており、レビューや感想よりもあらすじを紹介していることが多い。映画の話から脱線し、みずしなと小出の掛け合いが詰め込まれていたり、ダジャレや自虐ネタが盛り込まれ、いつのまにか映画にはほとんど触れていなかったこともある。また、みずしな孝之自身が「酔拳」以来ジャッキー・チェンの大ファンで、ジャッキーへの熱い思いを語っているところもあり、思わずクスッと笑ってしまうような、ギャグの要素も入っている。 もともと単行本にする予定がなかったと作中の描写から窺えるが、2003年・2005年・2007年に1冊ずつ愛蔵版コミックスとして全3巻出版されている。