ライアーゲーム -再生-の評価
ライアーゲーム -再生-の感想
ライアーゲーム-再生-を観て
この映画ではヒロインを多部未華子が演じ、松田翔太以外の出演者が一新していた。元々ヒロインだった戸田恵梨香が僕的には役にハマっていて好きだったので少し残念な気持ちになったが、やっぱり内容的には素晴らしい作品になっていると思う。ライアーゲームは頭をフル回転させながら観ないと内容が理解できないのでドラマのときから何度も何度も見返しながら内容を理解していたが、今回の映画もやはり頭をよく使わなければゲームの内容や登場人物の心理がなかなか理解できないと思った。僕的にはそれがライアーゲームの味であって楽しみでもあるので、考えながら観るのが好きな人にとってはぴったりの映画だと思う。ヒロインはいつも純粋で罠に引っかかるが今回の映画でもやっぱり純粋で仲間思いでほんとにいい人すぎて逆にイラっとしてしまう。そんなときに登場する松田翔太演じる秋山がなんとも言えない魅力があって、演技力も素晴らしくてほんとにかっこ...この感想を読む
新ヒロインで新鮮
ファイナルステージから2年。復活を遂げたライアーゲーム事務局は新たなゲームを開催する。今回のゲームは総額20億円を賭けて、プレイヤー20名が争う「イス取りゲーム」。大学の心理学教授となった「秋山深一」は女子大生「篠宮優」を助けるため再びライアーゲームに参加する。ゲームの内容が漫画にくらべ、映画の方がルールがわかりやすいように改変されており、おバカな私でも理解しやすい内容になっておりました。また、いつものライアーゲーム通りのテンポの良い展開で見ていて飽きさせません。そして、意外なゲーム結果がとても気に入り、面白かったです。ただ、新ヒロインのキャラ設定が曖昧で残念。前ヒロインの「ナオ」では出来ない、「秋山を信じられず裏切る」という展開は良かったのですが、右往左往しているだけのおバカな女子大生・・・実際、初めてライアーゲームに参加したならああなってしまうのかもとリアルではあるのですが、ヒロイン...この感想を読む
最後までだまされ続けました。
テンポよく進んでいくストーリーの中で、最後の最後までエンディングの読めない面白さがありました。二重、三重に張り巡らされた複線の中で、誰が何を仕組み、誰が味方で、誰が敵なのか、それすら分からない状態になりました。それでもなお、混乱せずにいられたのは、合間合間で誰かがきちんと分かりやすいように整理する場面があったからだと思います。ともすれば、「え?わけがわからない?」となってしまいそうな物語ですが、最後の最後まで飽きずに楽しむことができました。そして、エンディングの「オチ」には、驚きと納得のため息が出ました。この手の映画はあまり好きではなかったのですが、妹に無理やり誘われて見に行きました。行ったら行ったで本当に楽しむことができました。食わず嫌いをしている人にも見てほしいです。