大相撲刑事のあらすじ・作品解説
大相撲刑事は週刊少年ジャンプ(集英社)にて連載されたガチョン太朗の漫画である。1991年ジャンプのオータムスペシャルで読み切りとして掲載されたのち1992年40号から49号まで連載されている。コミックスは全1巻。 主人公・大関は元FBI捜査官の両国県警察の刑事であるが、常に廻しを付けており見た目は完全に相撲取り、どこへ行くにも土俵を持ち歩いている。元FBIだが日本語以外は全くダメで、常に相撲に関する言葉を優先するだけでなく、新人刑事で相棒の今井一(いまいはじめ)や捕まえた犯人・容疑者に相撲の稽古を付けたりと第一に相撲の事にしか頭にない。大関にとって両国国技館は神聖なものであり、飛行機に乗った時もお尻を国技館に向けられないという理由で飛び降りた事さえある。犯人を捕まえる時には必ず相撲で勝負を挑むが、大関の風貌が威圧的過ぎて気絶してしまう犯人もいるほどの存在感を放つ、ギャグタッチの刑事モノ漫画である。
