プライドと偏見の評価
プライドと偏見についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
プライドと偏見の感想
キーラがうまい
原作を読んでいなくても原作を読んでいなくても、または19世紀のイングランドに興味がなくても楽しめます。ラブストーリーやフェミニズムに興味がなくても楽しめます。それはなぜか。物語の構造がしっかりしているからです。原作者オースティンの小説は、村上春樹さんやカズオ・イシグロさんといった、現代の小説家にも絶賛されています。文章の巧みさ、テーマの親しみやすさ、等オースティンの小説の良いところはたくさんありますが、何よりもストーリー展開の面白さが一番素晴らしく、この映画版にもそれが反映されていると思いました。他の小説もすべて素晴らしいのですが、この作品が特に優れているのは、主人公の周りの人たち、脇役までもが生き生きとして描かれているところだと思います。名演技オスカーにもノミネートされた主演のキーラ・ナイトレイの演技は素晴らしく、このお話が大好きで、よく理解して挑んだという感じがしました。そのお話全体...この感想を読む