四日間の奇蹟の評価
四日間の奇蹟についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
四日間の奇蹟の感想
まずまず
シリアスな映画ですかね。映画は、場所を島の海辺に変えていて、その美しい風景がいいという人が多いが、山奥の診療所に起こった神秘、雷鳴や最後に教会からかすかに聞こえてくるピアノの音、月光ソナタの美しい曲の響きとは違和感がある。山間の静寂と、少々の暗さと、そこに差し込んでくる明るい太陽の光こそがこの物語の背景としていちばんピッタリしている。全体的に度重なる偶然と奇跡によってストーリーが構成されていますが、オチも早々に解るし、変に設定が古くさくも感じました。色々と悪い点ばかり挙げましたが、千織を演じた子は真理子になった時と普段の演じ分けが見事でしたし、中盤以降は泣き通しでした。ただ、泣ける映画とその作品の良し悪しは別であるという事です。ただ、千織は良いです。敬輔に対する千織の純粋な想いと、それに救われて新しい人生を受け入れ始めた敬輔の姿には感動しました。