下妻物語の感想一覧
映画「下妻物語」についての感想が19件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
茨木のゴスロリとヤンキーのストーリー
フカキョンとアンナちゃんが一緒に観られる、超お得な作品。しかもファッション性が高く、観ていてビジュアル的にかなり楽しめる作品ですし、ストーリーもかなりおもいしろい。たしか原作が嶽本のばらさんですね。茨城県のゴスロリとヤンキーとの交流、という乙女たちのおもしろい設定が魅力的なんですよね。私はもうこのストーリーに出てくるイチゴ(アンナちゃん)のキャラクターにやられましたね。現地の人びとのおしゃれ服はすべてジャ○コで調達するというストーリはもちろんのこと、高級ブランドのパチもんを手がけている彼女の感覚とか、ほんとにウケます。しかも、かなり感動できる話です。ラストの思いがけないイチゴの使われっぷりにもナイス~、と思ってしまいますね。
主演の2人がハマりすぎ!
ロリータ少女桃子と田舎のヤンキーイチゴの友情を描いた青春ストーリー。最初から最後までハイテンションで、最高に面白かったです!イチゴ役の土屋アンナさん、桃子役の深田恭子さんが完璧に役にはまっていて、時々素なんじゃないかと思うほど。漫才コンビみたいな2人の言動を観ているだけでも楽しめました。他にも樹木希林さん、小池栄子さんや阿部サダヲさんなど、出番が少なくても脇役陣の演技もいい味をだしていて、いたるところに笑える小ネタがあります。派手な色彩の画面と時々入るアニメに違和感を感じる人もいるかもしれませんが、観終わった後は爽快な気分になりました!
友情と成長の青春コメディ
中島哲也の作品はどれも面白い。これは断言できるほど、本作も彼の演出が冴え渡っています。特筆するべき点は、ダブル主演の深田恭子と土屋アンナでしょう。ロリータファッションでぶりっ子の竜ヶ崎桃子には深田恭子。ヤンキーで口が悪いけど友達思いの白百合イチゴには土屋アンナ。両者とも素のイメージに近い事もあって、どちらも自然体に演じている印象があった。竜ヶ崎桃子は見た目とは裏腹に腹黒く、あくまで個人主義を貫き通す。一方で見た目は怖い白百合イチゴはそれに反して良家の娘で、家の中では大人しいというギャップ。水と油の関係に見える二人だが、だからこそ深い友情を結ぶ結果になったのだろう。孤高に生きる桃子の変化、イチゴの人生観の変化など、二人のキャラクターが友情と成長をしていく青春コメディながら、非常に見応えのある中島哲也監督の世界観が溶け合った素晴らしい作品だと言えます。
くだらない感じが好き
ギャグ、ストーリーの進み具合、素晴らしいです。 深キョンのイヤミのない乙女ぶりっこと、土屋アンナの貫禄たっぷりのヤンキー姐御ぶりは、自のままじゃないかと思ってしまうくらいよく合ってる。深キョンのロリータ服も、違和感なく似合ってるー!可愛い!あれを着こなせるなんて、すごい。完全に2人の魅力がこの作品をパワーアップさせてますね。見た目も性格も真反対の2人がひょんなことから出会い、なんだかんだで行動を共にしていくお話し。ジャスコを見ると、思い出し笑いしちゃうかも。笑いあり、涙ありです。笑幸せな気分にさせてもらえる、女の子にお勧めの作品ですね。
下妻の地位向上されました
この作品のおかげで下妻の地位は向上されました。作品の中ではバカにされた表現ばかりされていましたが一時期下妻にはこの映画に登場する深田恭子が演じていた桃子の様なロリータファッションをした人が沢山きていてキャッキャしていました。バカにされた表現でしたが笑ってしまう程その通りのもので面白かったです。慣れ親しんだ様な景色が映画の中に何度も登場していたのであぁココはもしかして?なんて思いながら故郷を楽しむ事も出来ました。土屋アンナが演じていた白百合イチゴという役のヤンキーも探せばあの辺には何人もいると思います。ただあんなにまで美人ではないと思いますが。2人ともハマリ役で素直な気持ちで楽しむ事が出来る映画でした。
ぶれずに生きる桃子(フカキョン)の姿がまぶしい、世界中で共感を呼び続ける青春映画。中島哲也監督の出世作
下妻物語は、2年ほど前に、藤森かよ子さんというアインランドの翻訳家がべた褒めしてたのに興味を持ってみようと思って自宅でDVDで見ました。もう映画公開から10年近くたつ作品なんですが、古さを感じませんでした。あまり自分には関係ない映画かなと半分思いつつ見ましたが、面白かったですね。友情や自立(通過儀礼)といった青春映画としての要素が全部詰まっているし、深田恭子や土屋アンナがエネルギッシュで魅力を放っててまぶしいです。世界中で人気があるのも分かりますよね。茨城県の下妻という都心からは少し離れた片田舎で、環境や境遇に左右されず個人主義的にぶれずに生きる桃子(深田恭子)が本当に魅力的でした。中島哲也監督の出世作でもありますね。
ロリータとヤンキーの世界を、一気に見る
映画の根底を流れるテンションがハイなのは中島監督ならではの楽しさ!!この映画見るまで土屋アンナをルックスしかほぼ知らなかったから、もっと甘い声かと思ってましたよ?(笑)主演ふたりに篠原涼子・宮迫博之・樹木希林、小池栄子に阿部サダヲ、矢沢心やら荒川良々やら岡田義徳やら適材適所甚だしいキャスティングです。最高。最高。桃子の器用さとロリータファッションの似合いっぷり、そしてイチゴのアホさが愛おしいです。終盤のアレも、もっとがっつりドスきいててもいいかもしれないけどこれはこれで素敵!かなり魅力一杯の映画です。もう10年近く前の作品だと気付いてびっくり…!そんななるか…
ぶっとびワールド。
嶽本のばらさん原作の下妻物語。私はのばらさんの作品に興味を持って小説を読みあさっていましたが、映画化されて、大衆のものとなってしまったこの「下妻物語」はどうしても読む気になれませんでした。ところがある日何を思ったか、この本を手に取ったのです。案の定、ドはまりし、この映画を観るに至ったわけでございます。この作品の登場人物は、基本的にぶっ飛んでいます。まず、深キョン演じる桃子。自分が好きになったものはとことん追い求める乙女。そして、土屋アンナ演じるイチゴ。義理人情にあつい、純情な乙女。桃子の自分本位な考えに憧れちゃったりもするし、イチゴの見た目とのギャップが半端ない純情さにときめいちゃったりもします。とにかく、観たら元気がでる作品です。
超~すかっとして面白い!
共演の2人が役にどハマリです。生活も趣味も全く異種の2人が繰り広げる青春。常に対照的な2人の様子が、超笑えます。全くかみ合っていないのに、一緒にいる(笑)いちごの「ももこは一人で立ってるんだ!おめーらみたいに群れなきゃ走れないようなやつとは違うんだ!」みたいなセリフには、ちょっとうるうるしちゃいましたね。とてもスカッとして超~気持ちいい映画です。映像や構成もなんかとても素敵でした。 テンポよくコメディがあって、結構爆笑してました。アンナちゃんのヤンキーっぷりも可愛いけど、その昔のまじめ時代のアンナちゃんも可愛かったぁ~。深きょんのナレーター形式の心の声で物語が進んでいく構成もとても面白かったです。
下妻に行ってみたくなりました
事実確認の為に下妻に行ってみたくなったしこの2人がありえない感じのキャラクターなのにやけにリアルで下妻にいたらいいなーなんて思えるぐらい最高のコンビでした!どっちもハマリ役だったんではないでしょうかむしろ2人をイメージしてそれぞれのキャラを考えたんだ!と言われてもおかしくないぐらいでしたストーリーがポンポンとテンポよく進んでいく感じもよくとてもわかりやすい内容だったのでほんわかした気分で最後まで楽しむ事が出来ました。ラストは爽快そのもので2人の笑顔が本当に良かったですこの作品をきっかけに土屋アンナと深田恭子はプライベートでも連絡を取り合っているという話を深田恭子がしていたのですが劇中と同じ様な感じで土屋アンナはちょっと迷惑がってる感じが面白かったです
イチゴと桃子の最強コンビが見ごたえあり
深田恭子さん、土屋アンナさん共にハマってますね。超強烈個性キャラが似合っていて引き込まれること間違いなしです。実は土屋アンナさんはツバを吐くことに抵抗があって、なかなかできなかったそう。それでも映画の中では自然に演じているのだから、役者としての才能もある!視覚で魅せる中島監督作品ということで、アニメを交えた映像はそれだけで楽しめるはず。退屈するどころか、あっという間の102分。ヤンキーだけど実はかわいらしいイチゴ。ロリータだけど実は意外な一面もある桃子。この二人が行くところに敵は無し。映画を観終わる頃には、最強コンビに惹かれていること間違いなし。
深田恭子ちゃんの魅力が全開
茨城県の下妻を舞台に、ロリータ少女の深キョンとヤンキーの土屋アンナちゃんが、なぜか仲良くなって女同士の深い友情で結ばれるお話です。この映画で深田恭子ちゃんが大好きになりました。それまではただのかわいいアイドルという印象しかなかった深キョンですが、この映画で「実はすごい女優さんなのでは・・」と気付きました。彼女の役は、現実には存在しないようなぶっ飛んだ女の子なのですが、それもとてもリアルにそしてとても可愛らしく演じていたのがすごく印象的でした。土屋アンナちゃんのヤンキーも迫力あってよかったです。中島哲也監督の大胆な演出も新鮮でしたね。独特の色彩感覚やマンガチックな表現が二人の少女のキャラによく合っていて、うまく世界観を作り出していたと思います。
深田恭子のファッションがかわいい
深田恭子演じる桃子と土屋アンナ演じるイチゴ、まったく違うタイプの2人なのにいつしかお互いに必要な相手になっているのが何とも微笑ましくて大好きです。桃子のまわりのおばあちゃん(樹木希林さん)やお父さん(宮迫博之さん)、そして自由奔放な母親(篠原涼子さん)と変わった人が多いのも目玉かもしれません。面白くてちょっとウルッと、そして最後には元気をもらえる映画です。そして桃子の着ているロリータファッションが可愛い!すごく似合っていて、それを観るだけでも楽しかったです。中島哲也監督の映画は好きで観ていますが、この作品は何度観ても楽しいので大好きな映画の1つです。
田舎が懐かしくなる映画!
ロリータの桃子役の深田恭子と、ヤンキーのイチゴ役の土屋アンナがまずはまりまくってます。キャスティングがここまではまっている映画もなかなかないと思います。嶽本野ばらの小説の映画化で、独特の世界観は良く出ているかなと思います。もちろん、野ばらさんのファンでなくても(私もそうですが)問題なく楽しめる作品です。中島哲也監督はCM出身の監督さんなのが影響しているのか、シーンごとの見せ方がうまいというか、キャッチーです。下妻の田舎町の風景が妙に懐かしく感じられて、不思議と地元に帰りたくなる衝動にかられました笑私の地元はこういうところではないのに!笑わせてもらいました。
田舎が舞台のロリータ&ヤンキーの物語!
深田恭子のファンで、つられて観てみました。とにかく、かわいい衣装に身を包む深キョンがかわいい!土屋アンナはまんまそのキャラだよね?って感じで、それぞれの性格の違いで掛け合う姿が印象的で楽しかったです。田舎とロリータ・ファッションのミスマッチ感がなんともいえない感じを出しています。コメディタッチもバカっぽくなりすぎず、しらけすぎず、イイバランスでできていました。我が道を行く少女たちを描いた若さを感じるエネルギーに満ち溢れた作品です。結論、面白かったです。嶽本野ばらさんの作品って中二っぽくてちょっと避けていたのですが、なかなか良いとこれで思い直しました。
ロリータとヤンキーに友情が生まれるなんて!!
とにかく、楽しく見られる映画です! そして、ロリータのモモコちゃんと、ヤンキーのいちごちゃんが出会う事によってお互いに相乗効果が生まれ、最強タックになっていく姿がとても見もの!深田恭子さんも土屋アンナさんも、本当にキャラがあっていて素晴らしいです。個人的には、いちごに失恋シーンは貰い泣きしてしまいました。 &ヤンキーならではの、世話になった先輩には絶対従う!みたいな上下関係図も熱いなー!と思いました☆明美さん役の小池栄子さんカッコよすぎる! モモコみたいに、ロリータファッションは、世間一般ではなかなか受け入れられなかったりするけれど、モモコにしか出来ない刺繍の素晴らしさ!ロリータの世界観を極め、貫ける強さを持っているモモコは本当にカッコイイです!! 劇中ではアニメが出てきたり、独特の映像加工がされてたり、中島哲也監督ならでわの世界観もとても楽しいです。
嶽本野ばら様の世界感を知らない人でも楽しめる!
死語となりつつある「ヤンキー」特攻服に身をつつみ汚い言葉を吐き出すかと思えば、縁側でおばあちゃんとお茶をすすっている可愛い一面を持つ土屋あんな演じる‘‘いちご’’ピンクのふりふりのロリータ服に身をまといへっどドレスをつければお姫様の出来上がり。とても可愛らしいけど、どこかぶっとんでる‘‘桃子’’を演じるのがフカキョンこと深田恭子。田舎町で繰り広げられるドタバタストーリ!嶽本野ばら様の甘い綺麗な世界を保ちつつここまで壊れられる事にビックリしました!!?ロリータ姫が、族抜けにつっこんでしまうんですから!これ以上いうとネタバレになってしまうのでこのへんにしときます。
下妻物語
あの嶽本野ばらさん原作です。嶽本野ばらさんといえば性描写が過激だったり破滅的な内容だったりしますが、この作品はそうでもなく、コメディタッチで万人が見れるよい作品だと思います。かわいいのにちょっぴりスリリングなところもいいです。特に出てくるキャラクターの衣装がかわいい。とにかくかわいい。フカキョンがかわいい。「BABY, THE STARS SHINE BRIGHT」の洋服にうっとりします。BABYはロリィタ界でも大御所ですがこうして映画とコラボしていると嬉しいです。ヤンキーのイチゴとロリィタの桃子という、一見縁のなさそうな組み合わせが奇抜でかわいい女の子の友情物語です。
とにかく、可愛い映画
深田恭子のロリータファッションがとにかく、可愛い。とにかく、似合ってる。とにかく、抱きつきたくなる。必見は映画のラストシーン。ロリータファッションの深田恭子がヤンキー言葉を使い、ヤンキーに暴言を吐き続けるところ。ギャップがなんとも言えない、愛おしさを感じます!こんな深田恭子に対して、暴走ヤンキー役の土屋アンナ。名はイチゴ。中身は子ども、見た目はヤンキー。つまり、純粋な心をもったヤンキー。ヤンキーでも可愛く感じちゃいます!ボクが見た限り、所狭しと、可愛さが散りばめられた作品です。邦画では ベスト5に入る面白さです。