ドッペルゲンガーのあらすじ・作品解説
本人とは全く違う性格のドッペルゲンガーの出現に戸惑う人々を描いた、2003年に公開された日本のホラー映画。監督/脚本は「アカルイミライ」「回路」「降霊」の黒沢清。共同脚本は「オトシモノ」「ルームメイト」の古澤健。 OLの由佳は、ある日街角で、弟の隆志を見かけ声を掛けるが無視され、後に弟の自殺を知ることに。一方、新商品の人工人体の開発を期待される真面目なエリート研究者早崎は、そのプレッシャーに疲れ果てていた。が、自分と瓜二つだが性格が真逆のドッペルゲンガーが現れ、研究に協力すると言い出すが、欲望に忠実で自由気ままなその性格からかえって最悪の状況へと追い込まれ…。 早崎と彼のドッペルゲンガーを「降霊」「ニンゲン合格」の役所広司、由佳を「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」の永作博美、君島を「冷静と情熱のあいだ」のユースケ・サンタマリア、部長村上を「ウォーターボーイズ」の柄本明が演じている。他に、ダンカン、戸田昌宏、佐藤仁美、鈴木英介など。
