ハリー・ポッターとアズカバンの囚人の感想一覧
映画「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」についての感想が11件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
ハリーの父ジェームズ・ポッターとその友人たち
「叫びの屋敷」は友情の屋敷「叫びの屋敷」とはイギリス一怖い幽霊屋敷として有名なところです。満月の夜になると恐ろしい叫び声が聞こえるところからこの屋敷の名前がつけられています。しかし実は幽霊屋敷というのは真っ赤な嘘で、人狼であるルーピン先生が学生のとき満月の夜になると変身してしまうので、ほかの生徒に危害を加えないよう「暴れ柳」の木の下に入り口を作り、狼になっている間隠れる場所としてダンブルドアが用意した屋敷でした。ハリーの父ジェームズたちが、月に一度姿を隠すルーピンを心配してあとをつけたことで、ルーピンが人狼だということが分かり、自分たちもアニメーガスとなって月に一度4人がこの「叫びの屋敷」で夜を過ごしたということです。ダンブルドアはルーピンたちの在校中は3人がアニメーガスになっていたことは知らなかったようです。しかし、「不死鳥の騎士団」で犬になったシリウスがハリーを見送りにキングス・クロ...この感想を読む
本当の始まりは今作から!
人気シリーズの第三作目。やっとなんとか見れる映画になってきました(笑)はっきり言って一作目と二作目に関しては、ファンタジー感丸出しな感じあり、あまり見ていても面白いとは感じませんでしたが、今作から様子が少し変わり始めます。さらに成長したハリー、この作品からが本当の始まりといっても過言ではないでしょう。私は原作は読んでいませんので、ストーリーのなかで削られている所などは解りませんが、確かに展開がスピーディーでついていけないところもあるかもしれません。最初に見た時はそうでしたが、後からもう一度見直したら納得できました(笑)最初に見た時はストーリーを追いかけるのに必至でしたが、二度目は余裕ができた分、物語本来の面白さがよく解り、よく出来た作品だなと思うこともできました。
話がわかりやすく、すっきり
映画ハリー・ポッターシリーズの3作目。原作3巻にあたる内容です。監督が変わったおかげか、ハリーポッターシリーズでは一番のお気に入りと言ってもいい作品。ディメンターはゴースト的な怖さがありますが、冒頭のコミカルな演出や、ハリーとシリウスの関係に心温まり、全体的にはほっこりした印象です。また伏線の回収がわかりやすく、すっきりまとめられていたのが良かったと思います。でも、キャラクター1人1人の出番が少ないのがちょっと残念でした・・・時間の関係上、色々とカットされているようなので仕方ないですね。そういえば、ダンブルドア校長は今作から役者変更となってましたが、私的には違和感なくタヌキじじいwを演じてらしたと思います。
どんどん成長していく姿が楽しみ
大人気の『ハリー・ポッター』シリーズの3作目です。前作までと、ダンブルドア校長の役者さんが変わってしまいましたが、個人的にはどちらの役者さんも甲乙つけがたい良さだと思います。3作目では、ハリーは両親の死の真相を知ることになります。まずは、魔法使いたちが真実だと思い込んでいた偽りの事件を知り、さらに、仇だと思っていたシリウスと向き合う中で、真の裏切り者の狡猾なからくりを知ります。その過程で、どんどん成長していくハリーの姿には、ハラハラしたり、すがすがしかったり、感心したり、目が離せません。もちろん、ハリーの親友であるロンやハーマイオニーも、ハリーに負けず大人になっていきます。そして、友情の絆も強くなっていきます。そんな成長や友情は、大人になると忙しい毎日にまぎれて忘れてしまいがちなので、何か大切なものを思い出させてくれる気がします。また、この作品では、不慮の事故で狼男となってしまったルー...この感想を読む
ハリーの秘密が明らかに・・・
ハリー・ポッターシリーズの3作目。3年生になり、ハリー達3人組も成長しました。ストーリーがシリアスな展開が多かったこともあり、雰囲気も前作より大人っぽくなっています。今回は、今まで謎に包まれていたハリーの両親の死について、ある事実が明らかになります。自分の出生や過去について思いをめぐらせるハリーは、彼の孤独が感じられてせつなかったです。ただ、膨大な量の原作を2時間程度の作品にまとめるのはやはり難しいと感じました。ルーピン先生の楽しい授業や不吉な占いなど、わりとあっさりと描かれてしまった大事なエピソードも多かったので、原作を読んでいないと何のことだったのかわからない人も多かったかもしれません。でも、どんでん返しのある後半の展開は勢いがあってさすがでした。面白かったです。
シリウスに注目
1作目と比べるとどんどん大人っぽくなっていく3人の成長を見られるのも楽しみの一つ。悪人を演じたら天下一品のゲイリー・オールドマンが出演ということで、シリーズの中でも期待して鑑賞。純粋な悪人役もよかったけれど、今回のような出演の仕方はもっと好きになってしまうような役柄。ぜひ見て頂きたい。3作目にしてハリーの両親の敵、ヴォルデモートに徐々に近づいていると実感できるだけに、シリーズの中でもキーになる作品だと思う。魔法を駆使した解決にもワクワクさせられるし、最初は正体不明だったシリウスのことも分かってすっきりできる。相変わらず偉そうなドラコも、ここまで来ると微笑ましく見ることができる。
急激に成長した主人公
ハリー・ポッターシリーズ第3作目監督が変わったことや、校長先生役の俳優さんが交代されたことなど色々と変化があった作品だったと思います。特にハリーやロン、ハーマイオニー役の子供たちがなんだか急に大人びてしまっていることがちょっとがっかりでした。作品の中では13歳の設定。けれどとても13歳には見えなかった。そして、なんだか作品に溢れる陰鬱な雰囲気。原作も段々とそういう雰囲気になってきているためか映像化されても暗い雰囲気が漂っていました。これは本当に子供向けなのか?しかし、映像化されたハリーの世界は本当によく出来ていたと思います。原作を読んで想像していたとおり。素晴らしいと思いました。
ハーマイオニーが美しい
前作の秘密の部屋と比べるとハリーたちが一気に大人になっている。ハリーが空を飛ぶシーンや、狼男のシーンなど、CGの技術がすごいなあと思った。原作が児童書だからか、ストーリーはわかりやすく、どんでん返しもある。親と子でのめるこめる作品だ。今回も、スネイプ先生がちょっといい人。厳しいだけで、悪い人ではないんだろう。ハリーがどことなく自己中できらいだったけど、今回、シリウスを助けたりして、ちょっと好きになった。ハーマイオニー役のエマ・ワトソンがめちゃくちゃ美人になっている。いままでは”かわいい”だったけど、今回からは”美しい”になってる。
大人っぽいハリーたちに注目!
この作品はハリーの中でも怖い感じの作品な気もしますが、ハリーが一生懸命呪文を覚えてリメンターを追い払ったり払えなかったりのドキドキシーンが多いです。リメンターがハリーの命吸い取りかけたりするし。電車のワンシーンでいきなり窓ガラスが凍ってみんなが静まり返って、何かが現れそうな瞬間ハリーポッターってこんな映画脱った?と疑いました。おまけにいきなりリメンターが囚人探しに登場するし。夜は出歩けなくなるのが不思議で、この頃から私はスネープ先生はなにもの?って思ってました。どこいくにもなんの事件でも常にいたし!最終回当たりに分かるんですがね。ハリーの傷の意味をこの頃から改めて感動してました。
前作より少しイメージが変わったかも?
子役たちが、だいぶ大きくなりましたがそこも含め、変わらず大好きな作品です。前作よりも、少し怖い演出が多くなった気がしました。シリアスなシーンにドキドキして、お化け屋敷にでも入った感じです。生きている手紙、誰がどこにいるか分かる地図、不思議な怖さです。前作までお子様向けなファンタジー映画だったのですが、ぐっと年齢層があがったと思います。ハリーポッターの過去の話や、人間関係などがしっかり出来上がってきてさらに次回作が楽しみになりました。原作を読んでいる方から不評なので、最後まで原作は読まずに観終えたいですね。魔法という内容はくだらない感じがするかもしれませんが、この作品は、作品の世界観を楽しむのがいいところだと思います。
面白い
アズカバンの囚人観ました良ハリーがオバサンを風船のように膨らますシーンなんて最高大胆な話のカット、変更によってすごくスッキリとしてかなりいい感じ。私はハリーポッターシリーズでは、アズカバンの囚人が一番好きなのですが、よくあの長い原作を上手くまとめたな~と思います。原作を読んでいるので、ここをカットしちゃって、後に影響がないのだろうか?と心配もあったり、これは切って欲しくなかった!っていうところは少しありましたが、全体的にはとてもテンポ良く、憧れの『空を飛ぶ』というシーンは、よりファンタジックに映像化されていて、ハリーと一緒に叫びたい衝動に駆られました(笑)