リベリオンの評価
リベリオンについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
リベリオンの感想
未来の話ではない、ディストピアを描く
「リベリオン」が描く、目の前に迫る未来この作品で描かれる世界は、私たちにとって遠いものではない。「リベリオン」で描かれるのは恐ろしいほどに抑圧された世界。それはまるで、かの有名な「マトリックス」を彷彿させる。ただ、本作の方がよりリアリティがあり身近に感じるのは私たちにとって身近なものが管理されているからだろう。本、音楽、人形、当たり前のものばかりなのだ。国家に見つからぬ様、細々と生活するリベラル達。そして彼らを排除しようとするクラリック。彼らが対峙する姿は、とても分かりやすい敵対関係にあるのだ。Forget The Matrix?! でも既視感はない本作と同様のテーマを持つ作品は少なくない。「華氏451」「ガタカ」など、昔から映画のテーマとして愛されてきたのがディストピア映画である。因みに監督は、キャッチコピーにつける程なのだから「マトリックス」を意識しているのだろう。しかし、本作を見ていても他作品を彷彿...この感想を読む