ドラゴンヘッドのあらすじ・作品解説
望月峯太郎による講談社漫画賞受賞作の同名コミックの映画化作品で、2003年に公開された日本の終末SF映画。監督は「アナザヘヴン」「NIGHT HEAD」の飯田譲治。視覚効果デザインを「ローレライ」(監督)の樋口真嗣が手掛けた。 修学旅行帰りの高校生らを乗せた新幹線が、トンネル内で大地震により脱線。生き残ったのはテルとアコと苛められっこのノブオの3名のみ。テルとアコは必死でトンネル内からの脱出を計るが、ノブオは精神が崩壊し奇矯なメイクでアコを襲撃したため反撃、生死不明のままトンネル内に放置する。が、外の世界は、死の灰が降り注ぐ死の大地と化しており、それでも2人は必死で東京を目指すが…。 多くの原作ファンからは様々な声があがった本作だが、ウズベキスタンでの長期ロケが過酷を極めたことでも話題となった。テルを「悪人」の妻夫木聡、アコを「アナと雪の女王」(声優)のSAYAKAこと神田沙也加、ノブオを「闇金ウシジマくん」の山田孝之が演じた。他に藤木直人、近藤芳正、寺田農、谷津勲、松重豊、嶋田久作など。
