ブリジット・ジョーンズの日記の感想一覧
映画「ブリジット・ジョーンズの日記」についての感想が5件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
マークが素敵なのです
ヘレン・フィールディングの大人気小説を映画化した作品です。この映画が好きかと言われると、正直なところそこまで好きではありませんが、ヒュー・グラントとコリン・ファースが共演という点だけで見る価値はありました。浮気癖があるけどセクシーで素敵な上司役のヒュー・グラントと、バツイチだけどとても素敵な弁護士役のコリン・ファース。ヒュー・グラントは何とも情けない感じで相変わらずだし、コリン・ファースは佇まいと言うか、そこにいるだけでも英国紳士然としていて、この人は好きになるよねと言いたくなります。スーツ姿もカッコいいし、マークを射止めたブリジットは幸せですね。
いろいろ共感できることがありそう
全世界の30代の働く女性なら、いろいろと共感できるところがありそうです。この映画ほど露骨でないにしても、よけいなお世話を言ってくる人やハラの立つことはたくさんある年代ですから。こうやってみると、国や人種に関係なく、悩んでいることはみんな同じなんだなあという気がします。観た人がそれぞれ自分に当てはめて、ということではなくて、同僚の誰かさんの日常生活を垣間見るようなノリで観ることのできる映画だと思います。男性にはあまり理解できないこともあるだろうと思います。ということで、あきらかにカップル向きの作品ではありません。(男性で観てみようという人もいないかもしれませんが)
レネーとヒューのナイス映画
レネーが激太りして挑んだ作品。アラサー独身女子という概念が流行りだす兆しに登場したこの作品ですが、今思えばこれが走りだったんだなぁ、と思わされます。小説から作られた作品ですが、レネーとヒューというナイスな配役によって、映画化されてより一層良い作品になったのではないかと思います。レネーが太っているのにセクシー衣装で職場に向かうシーンや、マライア・キャリーの「オールバイマイセルフ(すべて独りきりで、という意味)」を歌うシーンにはじまり、、アラサーならではの勘違い&暴走シーンなど、爆笑どころが満載です。そして、マークの服装のセンスやダニエルの素敵さの間でなんとなくぽっちゃりしたままのレネーが最高なんですよね。
がんばる恋よりも自分に素直な恋
多分、女性の方は共感してとても楽しく見られる作品ではないかなぁと思います☆ 恋は背伸びして頑張って、好きな人に振り向いてほしいって思いますが、絶対世の中には、ありのままの自分を好きって言ってくれる人がいるんだってこの映画を見て勇気を頂いたような気持ちになれるはずです!そして、主演のレニー・ゼルウィガーがとってもお茶目でチャーミングにブリジットを演じています!ダイエットに恋に奮闘しているブリジットを、見ていてどんどん好きになってしまいます!でも、自分ならもうちょっとは努力するかなーと客観的に思ったり笑。笑って泣けて、ハッピーな気持ちになれるラブコメディです☆
ハッピーな物語
主人公は30代の独身女性、ブリジット。なにをやってもあまりうまくいかないっていう感じの女性。彼女が迷いながらも幸せになる物語。浮気をして、嘘をついていたダニエルではなくて、誠実なマークダーシーとくっついたのにはとてもすっきりした。最後、日記をみて、落ち込んだり、変に考えたりせず、ブリジットの気持ちを理解して、冷静に新しい日記帳を買ってあげるところがすごくすき。ヒュー・グラントがとてつもなくセクシー。セクシーな中年男ってこういう人のことを言うんだな、としみじみ思ってしまった。喧嘩のシーンではだいぶ笑った。続編があるらしいので、ぜひ見たいと思う。