マーシャル・ローのあらすじ・作品解説
マーシャル・ロー(原題:The Siege)は1998年に公開されたデンゼル・ワシントン主演の政治ミステリー&サスペンス映画。 戒厳令が発令されたニューヨークで巻き起こる政府とテロリストの戦いを描いた大作で時事的な描写がリアルである。 無差別爆破事件や周辺に住んでいた無関係のイスラム教徒を捜査する様子などのシーンは全て1995年4月に発生したオクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件をインスパイアした作品としても知られている。 共演者は「アメリカン・ビューティー」(1999年)のアネット・ベニング、「名探偵モンク」シリーズのトニー・シャループと「ダイ・ハード」シリーズのブルース・ウィリス。 全世界での興行収入は1億1600万ドル、北米とカナダ合わせての興行収入は 4千万ドルである。 「グローリー」(1989年)や「戦火の勇気」(1996年)に続き、デンゼル・ワシントンと3度目のタッグを組んだエドワード・ズゥィックが監督を務めている。