海の上のピアニストの評価
海の上のピアニストについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が4件掲載中です。
各項目の評価分布
海の上のピアニストの感想
臆病な男の悲しい物語
主人公ナインティーン・ハンドレットは、客船内で生まれ捨てられた。その為、国籍も、生年月日も不明。法律上では、この世に存在しない。そんな彼は、船から一歩も出ずに育つ中、ピアノを弾く楽しみを見つける。その能力は、天才的で客船内のピアニストになる。航海を続ける中、ある少女と出会う。少女が目的地に到着した時、「訪ねて来て」と言われ、船を降りる決意をしたが、船外に出た事のない主人公は、結局船内に留まる。客船以外の場所で生きる方法が見つからなかったから。私は、この場面で号泣した。したくても出来ない苦しみが分かったから。悲しい感動作だ・・