月光の夏の評価
月光の夏についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
月光の夏の感想
かつて我が国で起こった悲しい実話
今は昔となった日本の戦争時代の話。狂おしく悲しむべき実話を元に作られたであろう物語である。我が国日本はかつて、戦火の中にいた。そして巨大な欧米の前にあっては完全なる劣勢状態でありこれ以上の長期戦は国の崩壊にも繋がる…にも関わらず、天皇万歳と鼓舞し、勝利を歌い国民を洗脳し続けた。これは日本が下した最も恥ずべき作戦である。「神風特攻隊」。教科書でも語られている部隊名。一度乗ったら二度と戻れない、半分の燃料と、ミサイルを戦闘機に積み込み、自らの命と引き換えに、敵軍へ体当たりする奇策である。自分自身がカジをとるため命中率も良く確実に相手を自分を死へと誘った。最年少は16歳の少年であったと言われている。だいたい10代~30代ぐらいとまだまだ多くの夢を見た若者が日本の勝利を信じ、愛する家族を、恋人を守るため次々と乗り込み、飛び立って行ったのだ。彼らは、どんな未来を夢見ていたのだろうか。私達は、決して忘れ...この感想を読む