かつて我が国で起こった悲しい実話 - 月光の夏の感想

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月光の夏

4.004.00
映像
3.50
脚本
3.50
キャスト
3.50
音楽
4.00
演出
3.50
感想数
1
観た人
0

かつて我が国で起こった悲しい実話

4.04.0
映像
3.5
脚本
3.5
キャスト
3.5
音楽
4.0
演出
3.5

今は昔となった日本の戦争時代の話。 狂おしく悲しむべき実話を元に作られたであろう物語である。 我が国日本はかつて、戦火の中にいた。 そして巨大な欧米の前にあっては完全なる劣勢状態であり これ以上の長期戦は国の崩壊にも繋がる…にも関わらず、天皇万歳と鼓舞し、 勝利を歌い国民を洗脳し続けた。 これは日本が下した最も恥ずべき作戦である。 「神風特攻隊」。教科書でも語られている部隊名。 一度乗ったら二度と戻れない、半分の燃料と、ミサイルを戦闘機に積み込み、 自らの命と引き換えに、敵軍へ体当たりする奇策である。自分自身がカジをとるため 命中率も良く確実に相手を自分を死へと誘った。 最年少は16歳の少年であったと言われている。 だいたい10代~30代ぐらいとまだまだ多くの夢を見た若者が日本の勝利を信じ、愛する家族を、恋人を守るため次々と乗り込み、飛び立って行ったのだ。彼らは、どんな未来を夢見ていたのだろうか。 私達は、決して忘れてはならない、戦争という悲劇を。 でも戦争を経験していない世代が増えていく一方で 命の大切さを理解できていない。かろんじている部分も多々ある。 この作品はもっと若い世代に見てもらうべき作品だと私は思う。

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