彼女が水着にきがえたらのあらすじ・作品解説
「彼女が水着にきがえたら」は1989年公開の日本映画である。監督は馬場康夫、制作会社であるホイチョイ・プロダクション代表取締役であり、バフル期の若者たちと日本の商業的ブームに大きく影響したと言われる「ホイチョイ3部作」(「私をスキーに連れてって」「波の数だけ抱きしめて」)を制作。主演は原田知世。相手役にまだデビュー間もない新人時代の織田裕二。他にも江口洋介、吉田栄作、椎名桔平など後に実力派人気俳優となるキャストが名を連ねている。全編に流れる音楽はサザンオールスターの曲を起用し、バフル期の日本にスキューバダイビングブームを巻き起こした。ストーリーは、朝鮮戰爭時代の輸送機「ドラゴン・レディ号」が沈んでいるとされる、湘南沖。一攫千金の宝探しに熱中しているサラリーマンの吉岡文男とOLでダイビングが趣味の田中真理子が、出会い、真理子が偶然発見したドラゴン・レディ号の形跡から、ふたりの冒険と恋がはじまる。