わたしの沖田くんのあらすじ・作品解説
わたしの沖田くんは、漫画家である野部利雄氏のデビュー作品であり、1979年より1984年まで集英社の出発する週刊ヤングジャンプにて連載をした作品である。単行本20巻発売され、ドタバタ劇のラブコメが大きな話題を呼んだ。 物語の主人公は、勉強嫌いでモテないと言った、根本的な冴えない大学生の沖田総一。一人暮らしをする沖田のアパートの隣の部屋に引っ越してきた女子大生の沢村琴。彼女は沖田の幼なじみであり、冴えない沖田とは正反対の勉強熱心で、大学生へと編入をした優等生である。彼女に恋心を抱き、また彼女も沖田に恋心を抱くが、互いに意識をしながらも一線を越えることが出来ない模様を、奇想天外な出来事を交え、笑いを加えた作品になっている。二人の友人たちの応援による熱い友情も見物であり、一線を越えそうで越えることが出来ない純粋なストーリーになっている。 冴えない沖田に感情移入をする読者も多く、ドタバタコメディの傑作である。
