ロンリー・ハートの評価
ロンリー・ハートについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
ロンリー・ハートの感想
三大アカデミー賞女優の競演による、チェーホフ劇にも似た三人姉妹の物語 「ロンリー・ハート」
「ロンリー・ハート」という映画は、何と言っても「アニー・ホール」のダイアン・キートン、「ブルースカイ」のジェシカ・ラング、「歌え! ロレッタ・愛のために」のシシー・スペイセクという"三大アカデミー賞女優"の競演が、我々映画ファンの興味をかきたて、三人の演技を堪能させてくれます。演じるほうも、競争意識に燃えていただろうし、当然、観るほうもワクワクしながら楽しめるのです。ミシシッピーの田舎町の2日間の"三姉妹の再会"のお話です。三人の中で、ただひとり既婚者の三女のベイブ(シシー・スペイセク)が、夫を銃で撃ってケガをさせます。この大事件で、次女のメグ(ジェシカ・ラング)が帰郷して、久しぶりの三姉妹が集まることになります。この三姉妹は、それぞれがユニークな、というより"心を病んだ"彼女たち------。家にとどまる長女のレニー(ダイアン・キートン)は、野暮ったく、頑なだ。卵巣障害による不妊症と信じる劣等感から、極端...この感想を読む