ロッキーの感想一覧
映画「ロッキー」についての感想が4件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
まさにこれがアメリカンドリーム
元気がない時に聞きたい曲NO.1『ロッキー』というとお決まりのあの曲です。トランペットと共に始まるこの曲は、サビがすこし遅めで始まるのですが、そこがまた良いのです。ロッキーのトレーニング風景と共に流れてくるこの曲は、不思議と力が湧いて来ます。なぜかガッツポーズをしたくなるのは、やはり映画の影響でしょうか(笑)。作曲をされたビル・コンティ氏はこの後も『ロッキー』シリーズを担当していますが、やっぱり『ロッキー』といえばこの「GonnaFlyNow」が真っ先に思い浮かびます。落ち込んだ時には必ずこの曲が聞きたくなります。スポ根とは違う私も、私の両親もスポーツはあまり得意ではなく、ボクシングの試合もテレビでたまに見る程度でした。しかし、両親がシルヴェスター・スタローンのファンだった事からこの『ロッキー』も見ました。正直に言うと最初はあまり見る気は起きませんでした。ボクシングには興味もなかったし、生卵をガバガバ飲...この感想を読む
永遠のヒーロー ロッキー
ロッキー・バルボア。無名だったスタローンをスターダムに押上げ、映画の内容通りにアメリカンドリームを体現してスターダムに押し上げた作品でもあります。才能があるのに賭けボクシングなどでくすぶっているボクサーの主人公。金を稼ぐために闇金の取立てなども行いますが、根が優しいので暴力的な取立てはできません。そんななかで知り合いの妹である内気な女性と交際を望むのですが向こうもなかなか心を開いてくれません。ここでテレビ企画によるチャンピオンとの対決が持ち上がり、その試合に耐えきれるかで夢をつかもうと目指します。女性が控え室で待つ中でロッキーは一人の男としての意地を見せようと挑みます。
男のロマン
今更語るまでもない、言わずと知れたスポーツ映画の傑作「ロッキー」です。まったく売れない俳優をしていたシルベスター・スタローンが自ら脚本を書いて映画化されたという、結構変わった経歴の映画です。話の流れはチンピラの無名ボクサーが、最強のチャンピオンアポロを倒してアメリカンドリームをテにするという、超ベタな話で誰でも話は読め読めの展開なのですが、見ると不覚にも感動してしまうし、ロッキーに憧れてしまいます。それだけ普遍的なものがこの作品には盛り込まれています。ラストの恋人のエイドリアンの名前を連呼するシーンなどは感動の嵐です。まさにスポーツと男のロマンがつまった作品です。
ロッキーはチンピラからのし上がっていきます。
チンピラだった彼がボクシング界のチャンピオンになるためのストーリー。もともと血の気が多かった彼ですがこの男はそれがいい面でもあり悪い面でもあることを知っていました。彼のこの性格をボクシングにぶつけることで、かれの華やかな人生が開いていきます。この第1作目はそんなタフガイの彼のこれを見て気合が入る人なども多かったことでしょう。成長から出会いまでを含んでいます。アメリカ映画代表作で、主演のシルベスタースターローンは素晴らしい芝居っぷりです。殺られたらやり返すような映像展開ですので面白いです。オススメ出来るのと同時にこのシリーズは続編になっているのでそちらもオススメ出来ます。