マジックのあらすじ・作品解説
内気な腹話術師の人形は実は彼の別人格で…という、1978年に公開されたアメリカのサイコ・サスペンス映画。監督は「ガンジー」「遠すぎた橋」のリチャード・アッテンボロー、原作/脚本はウィリアム・ゴールドマン。音楽は「オーメン」のジェリー・ゴールドスミス。次第に追い詰められる主人公コーキーを42歳のアンソニー・ホプキンスが演じ1978年英国アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。 内向的でさえないマジシャンコーキーは、口が悪く大胆なファッツと名付けた人形を使った腹話術で大成功する。が、やり手マネージャーベンによってTVのシリーズ番組の出演交渉も成功し、まさにこれからという時、なぜか田舎に帰ってしまう。が、そこで片思いの女性ペギーと再会し不倫関係となるが、人形のファッツがペギーの夫デューク殺害を持ち掛け…。 ペギーを「Tommy/トミー」「シンシナティ・キッド」のアン=マーグレット、ベンを「ロッキー」「家」のバージェス・メレディス、デュークを「ロンゲスト・ヤード」のエド・ローターが演じている。
