必死の逃亡者のあらすじ・作品解説
必死の逃亡者は、1956年に公開されたアメリカ映画である。原作と脚本は、ジョセフ・ヘイズ。監督は、「我等の生涯の最良の年」「ローマの休日」「大いなる西部」のウィリアム・ワイラー。音楽は、ゲイル・キュービック、ダニエル・アンフィシアトロフ。出演者は、ハンフリー・ボガート、デューイ・マーティン、ロバート・ミドルトン、フレドリック・マーチ。 ある日、グレンとハルとサムの3人の囚人が脱獄し、ヒリアード家に押し入る。ヒリアード家は会社員のダンと妻エリー、娘シンディと息子ラルフの4人家族だが、家族が留守の間にエリーが拳銃で脅されてしまうのだった。ダンとシンディの帰宅後も一家は拳銃で脅され続け、仕事に行く許可は出るが、家族が人質に取られているために無茶な行動は出来ない。グレン達は仲間が高飛びの金を運んで来るまで、ヒリアード家に居座ることにするのだが、父親が家族を守るために対抗していく硬派なサスペンスである。