ドラゴン危機一発のあらすじ・作品解説
ドラゴン危機一発は1971年香港公開、製作であるアクション映画である。 アメリカでTVシリーズ「グリーン・ホーネット」などに出演後、香港へと凱旋帰国したブルース・リーの主演映画第一作目。 香港では当時の歴代興行記録を塗り替える大ヒットとなり、日本でも興行収入が6億円、公開年である1974年の興行収入ランキングで7位についたという大人気作である。 この作品は、従兄弟を頼って田舎から都会へと出稼ぎに来た青年が、働き始めた製氷工場が麻薬組織の隠れ蓑だったことから陰謀に巻き込まれやがて秘密を知った仲間や従兄弟を失い、麻薬組織に復讐を挑むという物語である。 監督は1972年のブルース・リーのヒット作「ドラゴン怒りの鉄拳」でも監督とつとめ、1975年には「少林寺木人拳」などでジャッキー・チェン主演作品も監督したロー・ウェイ。製作総指揮は今作の製作会社であるゴールデン・ハーベスト社を立ち上げたレイモンド・チョウ。