チップス先生さようならのあらすじ・作品解説
チップス先生さようならは1969年に公開されたアメリカのミュージカル映画。 ジェームズ・ヒルトン原作の同名小説を1939年に映画化したリメイク作品であり、ダンサーから映画監督へ転進したハーバード・ロスの監督デビュー作としても知られている。 ミュージカル映画としての評価は高く、KINENOTEでの平均評点も100点中/76点である。 また、主役のチップス先生を演じたピーター・オトゥールはこの作品で第27回ゴールデン・グローブ賞を含む2つの賞で主演男優賞を獲得する。 チップス先生と恋に落ちるヒロイン役にイギリスで歌手・女優の2足のわらじを履き活躍していた「フィにアンの虹」のぺトゥラ・クラーク。 この作品はイングランド南部の町/ブルックフィールドの中学校で教壇をとるチップス先生ことアーサー・チッピングが、夏休みを利用した旅行先で女優のキャリンと出会ったちまち恋に落ち彼女を連れてブルックフィールドへ帰るとキャサリンは生徒達の間で人気者となりチッピング自身も信頼を得られるという内容になっている。