うさぎ月夜に星のふねのあらすじ・作品解説
うさぎ月夜に星のふねには、親しみやすいキャラクターのイラストで定評がある萩岩睦美氏による、1987年に発表されたマンガである。 山のお寺に独りで寂しい日々を送っている和尚さん。和尚さんの元に、ある夜｢ずっと前にオショさんに助けてもらった双子のタヌキ｣と明かす、姿形は人間の女の子にしか見えないふたりが現れた。助けてもらった恩返しの為にやってきたという幼いふたり。和尚さんはふたりの言葉を半信半疑ながらも、名前もないというふたりに和尚さんは昔想いを寄せていた女性の名前、トヨとヨネという名をつけた。ふたりは幼い容姿ながらも、トメは頭脳明晰、ヨネは驚異的なスポーツ能力に長けており、高校への入学を許され、高校へ通い始めることに。 うさぎ月夜に星のふねは人間の姿をしたタヌキの双子が巻き起こす様々な出来事を親しみやすいイラストと共に楽しめ、昔話を読んでいるような、心が安らぐストーリーとなっている、ファンタジーマンガである。
