三人の名付親の評価/評判

心温まる西部劇の一本！

西部劇というとガンプレイのすさまじさや、決闘シーンのサスペンスなど様々なシーンを思い浮かべますが、ジョン・フォード監督の西部劇は、もちろんそのような要素もありますが、一番の持ち味は西部劇というジャンルを舞台にして、うまく人情あふれる話を映画化しているところにあります。この映画も、砂漠に逃げ込んだ3人の銀行強盗が何故か赤ん坊の出産に立ち会うことに・・・。しかし母親は死んでしまい三人は赤ん坊を託され、その赤ん坊の命を守るため旅から旅へと放浪するというストーリーです。銀行強盗という罪人ではあるが、赤ん坊を守るという善の心を持ち合わせているところを、ジョン・フォード監督がうまく演出しています。