エイリアン・ネイションのあらすじ・作品解説
エイリアン・ネイションは、1989年に公開されたアメリカ映画である。監督は、グレアム・ベイカー。出演者は、ジェームズ・カーン、マンディ・パティンキン、テレンス・スタンプ。 舞台は近未来のアメリカである。ある日、巨大なUFOが不時着する。UFOの中には、なんと30万人もの異星人が乗っていた。 どんな環境にも適応できるように遺伝子を操作された異星人だったため、合衆国政府は新移民として居住区を与えて受け入れる。 新移民の異星人達は優秀であるために差別による反発もあったが、地球での暮らしに馴染んでいくのだった。 主人公の刑事マシュー・サイクスは相棒のビルを殉職によって亡くすが、次は異星人のサムと組むことになる。 だらしない性格の地球人と、生真面目なスーツ姿の新移民の異星人という、対照的な2人による捜査が開始されるのであった。 異星人には地球人にはない特徴が多々あり、そのあたりのとまどいやギャップを含んで展開する、SFポリスストーリーである。
