アパートメント・ゼロのあらすじ・作品解説
マーティン・ドノヴァン監督によるサイコサスペンス映画アパートメント・ゼロは、アルゼンチン、イギリスで制作された作品である。 コリン・ファース演じる主人公エイドリアンは、アルゼンチンで名画座を経営する神経質な青年。エイドリアンは名画座の経営難と病気の母の入院費の為に、独りで住んでいたアパートにルームメートを募集することになった。ルームメート候補者の多くは個性的な人物が多く、選抜に困難を極めていたが、ようやく現れたジャックを気に入り、ルームメートとして受け入れる。 ジャックは外見も良く、人当たりも良いため、アパートの住民にもすぐに受け入れた。だが、人付き合いが苦手なエイドリアンは、ジャックが自分以外の人物と仲良くするのが面白くなかった。そんな中、二人の関係が崩れていくある秘密が暴かれていき、平和であったアパートは突如として地獄のような惨劇が巻き起こせる。ルームメートを気軽に行う若者達を恐怖に陥れたサイコ映画である。
アパートメント・ゼロの評価
アパートメント・ゼロの感想
B級感あふれるサイコサスペンス
ブエノスアイレスで再上映専門の、今にも潰れそうな映画館を営んでいる英国人のエイドリアンは、母親が精神を病み、その看護と、映画館の経営繰りの悪化の為に家賃を浮かそうと住んでいるアパートでルームメイトを募集します。面接で決めたアメリカ人男性のジャックは、人好きのする感じだが、何か胡散臭い。そして人と関わることの苦手なエイドリアンは、ジャックを独占しようとして、だんだんおかしな方向に向かって行くのです。そんなだんだん狂気に陥って行くエイドリアンを演じるコリン・ファースがとてもうまかったです。意味ありげな最後のカットは、ちょっとやり過ぎかと思いましたし、とてもよくできているかどうかは分かりませんが、手作り感のある、B級サスペンスという感じで、それなりに楽しめる映画でした。
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