男一匹ガキ大将のあらすじ・作品解説
男一匹ガキ大将は、本宮ひろ志の漫画で1968年11号～1973年13号まで約5年間、週刊少年ジャンプ(集英社)にて連載していた。尚、連載初期は少年ジャンプ名義である。後発の少年漫画雑誌だったジャンプを人気に押し上げた作品の一つである。 主人公である戸川万吉は喧嘩っ節が強く周りからはガキ大将と呼ばれていた。万吉は喧嘩に明け暮れ、次第に子分を増やす様になり、違う町の番長と喧嘩しては子分にしまた違う町の…と繰り返すうちに大きな勢力になっていた。そして番長のみならずヤクザにまで喧嘩を吹っ掛け勢いは留まる事を知らなかった。少年院に入所するもその反省の色はなく、最終的には富士裾野で東日本一帯を束ねている堀田石松と決戦することとなる。これはそんな一人のガキ大将の破天荒な物語である。 1969年には日本テレビにてアニメ化され、1971年には勝プロダクションが製作した実写映画も公開された。勝新太郎も製作としてクレジットされている。
