大輪の花だけが美しいのではありません。 大地にしっかりと根を張り風雪に耐えて毎年咲き続ける野の花も美しいのです。
井野真々子
エンゼルバンク ドラゴン桜外伝のあらすじ・作品解説
エンゼルバンク ドラゴン桜外伝は落ちこぼれ高校の生徒が東大進学を目指して奮闘する姿を描いた作品であるドラゴン桜の継承作品として描かれた作品である。作者はドラゴン桜と同じく三田紀房である。 作品はドラゴン桜にも登場していた英語教師、井野真々子が教師生活に飽きてしまい教師を辞めるかどうか葛藤しているところからスタートする。 ドラゴン桜の主人公であった弁護士の桜木の紹介で本作の中心人物である転職代理人の海老沢康夫を紹介され、転職サポート会社への転職を決意する。 独特の価値観を持つ海老沢と井野は衝突を繰り返しながらも、就職や転職を希望するクライアントと向き合っていき、その過程を通して井野自身も成長を遂げていく。タイトルにもなっているエンゼルバンクは海老沢が小学生時代にお菓子のおまけについてくる金のエンゼルを売買し利益を得ていたことに由来している。 なお、本作は講談社のモーニングに掲載され、その後、TVドラマ化もされている。
エンゼルバンク ドラゴン桜外伝の評価
エンゼルバンク ドラゴン桜外伝の登場キャラクター
海老沢康生
井野真々子
桜木健二
エンゼルバンク ドラゴン桜外伝の名言
今の会社に残るべきか、転職してもっと自分の活躍できる場があるのでは悩む顧客に対し、もう一度自分の会社の良さを見つめ直すことを薦めた言葉
考えてるほうが偉いだなんて思わないで 大切なのは実際に動く人よ 形を生み出す人よ
井野真々子
将来の事業に向けて仕事仲間（海老沢・桜木）と話し合うなか、計画を考える立場だけでは成り立たない、と諭す発言
大人になるっていうのは与える側になること 仕事というのは社会に何かを与える行為 仕事を考え出して初めて大人になれるんだよ
桜木健二
仕事について悩む主人公（井野）に対し、仕事とはどういうものか桜木の考えを述べた発言
